カロがMRI検査を受けた細かな記録となります。
先生とのやりとりやちょっとしたハプニングなどを紹介してますので、お時間がある方や興味のある方は是非読んでみてください。
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MRI検査を受けるまでの経緯
てんかんを発症させて4か月後の9回目の発作が大きなきっかけです。
その時カロは生後半年でした。
2016年10月15日午前9:30頃
キャットタワーの最上階で眠っていたカロは発作を起こし、硬直したままそのまま床に落下。
キャットタワー周りをクッションで囲ってはいたものの、そのクッションから外れた場所に落下してしまったようで、初めて発作の際に口から出血・・・。
夫が留守中で私一人で対応したのもあり、初めての出血に気が動転してしまいました。
私の頭の中は「血を吐いた!」で大パニック。すぐに夫に連絡をして、その後即病院に電話。
すぐにでも来てくださいとのことで、急いで夫が帰宅してくれてそのまま病院へ。
その時に先生から「発作の頻度も高いし、MRI検査を受けてみましょう」と勧められました。
吐血したのか、口の中を切ってしまったのかは何とも言えない。(分からないんかい!と内心思ったけど)
それも検査すればわかるからと。
そしてすぐに提携しているMRI検査が出来る病院に予約を取ってもらいました。
※かかりつけの病院ではMRI検査の設備はありません。
早いほうがいいだろうとのことで翌日に予約を入れてもらいました。
病院到着~受付まで
予約時間は13:30 病院まで車で一時間半の距離。
幸い、カロはドライブ自体は嫌いではない方なので休憩をはさみつつ、向かいました。
時間前に到着したのですが、日曜日だったことと提携している病院が動物救急病院だったため、かなり混雑していて呼ばれたのが14:30過ぎ
病院側にはかかりつけ病院から大まかなことは伝わっていて、再度現状の確認と簡単な診察をしました。
先生からはどんな発作なのか、動画などは撮っていないかなども聞かれました。
私はすべての発作の日にちと時間を記録していたのでそれを持参しました。
そこで1度だけ撮影した動画があったのでお見せすると、すぐに「これは全般発作ですね」と理解していただけました。
事前検査の前の様々なハプニング
検査の前にいくつかハプニングがありました。
普通はないハプニングかもしれませんが、一応経験談として…( ..)φ
カロの性格に難アリ?
軽い診察時から、カロは先生に威嚇をしていました。
そして事前検査を受けに、少し奥の診察室へカロだけ連れていかれました。(私たちは廊下待機)
事前検査とは、MRI検査が受けらるかの検査です。
犬猫のMRI検査は人間と違って全身麻酔をして行います。そりゃあ、じっとなんてしてられませんものね…。
カロの場合、血液検査とレントゲン検査を行いました。
が、その時のカロの様子が尋常じゃなかったのです。
病院中に響き渡るカロの鳴き声・唸り声。
別の患者さんのご家族の方にも「すごい声ねぇ…」と言われてしまったほど…。(^_^;)
そして先生がやってきて衝撃の一言
※忠実に言われた事を再現します。
いやぁキツイっすね…。
・・・・え??
この先が不安というか・・・
しょうがないんですけど。犬みたいに躾とか出来ないですし・・・
本当は説明とか先にしてから鎮静剤とか入れたいんですけど、あの子あれだと一旦ケージに居れちゃうと出てこないですね。
今だったらカテーテルとか入れられるんで先に入れちゃって大丈夫ですか?
なんと、カロの性格がキツすぎるとのことでした。(えーーー!笑)
いやいやいや知ってたけど?!獣医師に言われること?!と衝撃と動揺とちょっとおもろいなという色々な気持ちが混ざり合って二人で変な顔してたと思います。
普通は生後半年くらいになれば、そこまで大騒ぎしないんですけどね。
とまで言われました。
普通とは・・・?!
不安というのは、一旦ケージに入れてまた出して鎮静剤の点滴をうつのが出来るかどうか不安ということでした。
なんだか申し訳ない気持ちもあり、すぐに処置をしてもらうようにお願いをしました。
それにしても、キツイって失礼しちゃうわよね!
キツイのは事実だけど、慣れない病院で色々されたら大騒ぎする子の方が多いんじゃないかな?と思いますけどね。
この時、爪も切ってもらっていたので更にカロの機嫌が悪くなってたかと思います。
爪を自宅で大人しく切れる子は事前に切っていった方がいいかも。
予想外な展開?!「…聞いてません…」
ここで説明を受ける前に、先に鎮静剤を入れてもらう流れになったのですが・・・
鎮静剤の点滴で体じゅうに水分を行き渡らせてから麻酔をして検査なので、明日お迎えに来ていただいて・・・
明日?!え、泊まるんですか?!
まさかの一泊宣告。
かかりつけ医からは泊まるなんて話を一切聞いていなかったため、何も用意をしておらずパニックになりました。心の準備もなにもしてない!
MRIの先生が言うには、来て「はい麻酔で検査!」とはいかないということ。
全身に鎮静剤を行き渡らせて十分に水分を入れてからのほうがより安全なことを説明をサッと受けました。
この話の最中にもカロは気が立っている状態で、ずっと鳴き声が響いてました。
先生的にはすぐにでもカテーテルを入れてしまいたいという感じで少々焦り気味のご様子。
とりあえず、私達は泊まりになるつもりはなかったこと。(というかそんな話はかかりつけからは一切聞いていなかった)
遅くなってもこちらは大丈夫だから安全第一でお願いしたいことを伝えました。
先生もなるべく当日中に終わらせられるように進めますと言ってくださいました。
MRIの先生には本当に感謝しています。無理を言って申し訳なかったな…。
それにしても、かかりつけ病院…事前にしっかり確認を取るべきでした。
その後、カテーテルを付けたカロが看護師さんに抱かれて廊下のケージに入るところを見ました。
その時にはもう大人しく騒いだ様子もありませんでした。
血液検査・レントゲン検査の結果とMRI検査の説明
この血液検査とレントゲン検査の結果を聞いたのが16時過ぎ
この検査はすべて正常値の異常なし。
そこで初めてこれから行うMRI検査の説明を受けました。
別の患者さんのワンちゃんのMRI画像を参考にしながら、検査で何がわかるのか、どうなっていたら影響してしまうのか等詳しく説明を受けました。
脳脊髄液検査についての説明
ここで初めて聞いたのが脳脊髄液検査です。
この検査でMRI検査ではわからないことも、より詳しくわかるとのことでした。
ただ、頭から針で髄液を抜くことになるのでやはりリスクはある。
「最悪一歩間違えれば死にます。」
とまで言われました。言わなくちゃいけないんだろうけどね…。
今まで失敗とかそういう例は一件もないし、しょっちゅう行っている検査ではあるけれどリスクも高いことを重々承知してください、と何度も何度も言われました。
もちろん受けないという判断でも構わないとも。
私たちはとにかく原因が知りたかったのと、全身麻酔の時点でリスクは重々承知の上。
先生の「安全第一でやります」の言葉を信じてお願いをしました。
全身麻酔のリスクといえば、先生がこんなことをおっしゃっていたのが印象的でした。
脳神経問題がある子は麻酔は特に注意をしなくてはいけない。
でも脳神経に問題があるかを調べるには全身麻酔をしてMRI検査をしないと調べようがない。矛盾してるんですけどね…。
それだけリスクがあることだけど、意味のある検査なんだと改めて感じました。
ここにきてまた?!「…聞いてません…②」
説明を終えたのが17:00前
さぁ検査だ!同意書にサインを!というところでまたトラブルが発生しました。
先生がこれから大きな手術が控えているとのこと!
2~3時間で終わるだろうけど、カロの検査はその後になると。
それは事前にわかっていて、かかりつけ医にはその日中に出来ないかもしれない旨を伝えていたとのことでした・・・。
もちろんなにも聞いてません!かかりつけ医~!!!!
パート2へつづく…☟
\まだまだ波乱続き?!次でラストです/
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