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うちの子治療日誌

【実録】生後半年の愛猫がMRI検査を受けた話②【猫のてんかん】

【愛猫がMRI検査を受けました】の続きになります!

☆パート1はコチラ☟

検査結果は?

17:00前に説明が終わりそれから2~3時間別の手術が入ってそれから検査・・・

終わったのは23:00過ぎでした!それだけ大変な検査なんだろうな…。

カロはキャリーに入った状態で、点滴を打っていた廊下のケージに入っていきました。

診察室に入るときにちょうど中が少し見えたのですが、普通にグルーミングしてる!

とテンションが上がったのと同時に、ちょっと拍子抜け。(笑)

結果は、何も異状が見つからず、特発性てんかんでしょうとここで初めて診断されました。

何も見つからなかったから、おそらく・・・という言い方ではありましたが。

ちょっとした脳の異常?

実はカロの「脳幹」少し曲がっているというか、奇形というか歪んでいることが分かりました。

先生も初めて見るケースとのこと。

※MRI検査でも分かりにくいほどの歪みらしい。

ちょっとドキッとしましたが、発作とは全く関係ないと断言されたので特に心配することはないそうで安心しました。でも…ちょっと気になる。。

今後の方向性が決まる

ここで、初めてこれからの方向性が決まりました。

今後出来ることは

  • 薬の量を増やす
  • 薬の種類を変える
  • 薬の種類を増やす(組み合わせる)
  • 薬の頻度を変える

などとにかく薬でなんとか発作を抑えることを目標にしていくことが決まりました。

原因不明という不安もあるけれど、やることが明確になった!!と私たちは純粋に喜びました。

今のカロの状態について

てんかんの犬猫をたくさん診てきた先生からみて、カロはどんな状態なのかを聞きました。

カロはこの時、毎週発作がありました。多いときは週に2回とか。

先生からは「月に1度でも多い」と言われました。

ここで改めて現状を痛感しました。

先生からはてんかんの基本的な知識や色々なことを教えて頂きました。

☆先生から教えて頂いたことなどをまとめた記事です☟

かかりつけ医と先生が別の場合は、その先生からも意見を聞くことをお勧めします!専門的な知識のある先生のお話はとても参考になりますよ!

検査後の対応

今回の検査で前日晩の薬が飲めていないことと、環境の変化や疲れ全身麻酔をかけたことによりいつもより発作が起きやすい状態なことを聞かされました。

実はかかりつけの病院がその翌日から3日間お休みに入ることを当日知って、不安なことを伝えたらMRIの先生が飲み切りのお薬と座薬を処方してくださいました。

しかも何かあったら電話して下さいとまで言ってくださいました。(´;ω;`)

夜遅いにも関わらず、私たちの不安を取り除いてくれるように些細な質問にもひとつひとつ丁寧に答えてくれて本当に感謝しかありません。

あのとき「キツイっすね」って言った先生とは思えないほど(笑)の対応をして頂きました。

お会計

全てを終えて、お会計です。

合計¥96,080でした。

想像より高いですか?安いですか?

個人的には意外と安かった!です。2,30万は覚悟してました。

★それぞれの金額詳細はコチラ☟

帰宅時のカロの様子

帰りの車中はずっと低い声で鳴いていました。怖かったよね…。

自宅に到着してからは、フラフラしながら家中の探索。

麻酔もまだ若干残っている様子でしたが、興奮気味でした。

先生は「ボーっとしていると思います」と言われたけど全然ボーっとなんかせずにウロウロしまくり。

食事は食べても吐き戻してしまうとのことで無し。

水分も点滴をしているから摂取しなくて大丈夫とのことでした。

一時間くらいウロウロしてから落ち着いて眠りにつきました。

※検査後のカロの写真です☟

翌日以降のカロに異変?

検査の翌日、検査帰宅後はあまり気にしていなかったのですがカロの声が枯れている・・・。

そしてめちゃめちゃ咳き込む!

ちょっとしたことで咳き込んでました。

これはおかしいと思い、MRIを受けた病院に電話してみたところ、麻酔は気管支に管を入れる手法なので少し声の枯れはあるそうです。

でも咳き込むのは通常あまりないと言われてしまって、様子をみてあまりにもひどいようなら連れてきてって話に。。

咳き込みの要因として、

  • 麻酔時の管の影響
  • 水をがぶ飲みしていた
  • 一時的に薬を2種類(2カプセル)飲んでいた

これらが重なったかと思われます。

この時水分を点滴以外では採っていなかったせいか、水のがぶ飲みが目立ったんです。

それで咽ていたのかなと。

咳き込みは2.3日で治ったので結局病院には連れて行かずに済みました。

検査後の発作

幸い、貰った併用薬も飲んでいたおかげか検査後2週間は発作は起きませんでした

ただ、この間にカロ初の発情期を迎えてしまい、発作が多くなりました。

発情期になるたびに発作を起こしていたので、発情が発作を誘発させていたように思います。

デメリットはあるのか?

ここで、検査を受けるうえでのデメリットの説明を少し。

①で先生からの説明でもあった通り、全身麻酔をしてでの検査ですのでそういった「リスク」からは逃れられません。

その他になにかリスクはないのか?

私が実際にMRI検査を受けた方から聞いたお話ですが、「怖い思いをして飼い主不信になる」といいう子もいるようです。

今まで甘えただった子が、それ以降懐かなくなったとか…。

飼い主的にも大ダメージ( ;∀;)

でも相当デリケートな子だと有り得る話です…。

そいうった内面的なリスクもあることを念のためご承知おきください。

まとめ

ちょっと長くなってしまいましたが、MRI検査を受けてどうだったかは、断然受けてよかった!です。

方向性が定まったことは私たちにはとても大きな前進でした。

様々なリスクも承知したうえで受けた検査でしたが、本当に受けてよかった。今でもそう思います。

悩んでいる方のお力になれれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

☆カロのてんかんが落ち着くまでのまとめ☆

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