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猫のてんかん

【猫のてんかん】てんかんを誘発させる?キャットフードの重要成分とは…?

こんにちは、きなこです。

てんかん猫ちゃんのご家族のみなさんは一度は疑問に思うのではないでしょうか?

てんかんに影響しているフードってないのかな?

今食べてるフードは大丈夫なのかしら?

少しでも発作に繋がるようなことは排除したいですよね。

そこで調べてみたところ、どうやらてんかんに影響している可能性のある・・・・・・フードはあるようなんです。

※あくまで可能性のお話しです。

この記事で詳しくご紹介していきます!

てんかんを誘発させる可能性のある成分

ローズマリー

ハーブの一種であるローズマリー

猫が嫌うハーブとしても有名で、猫除けに使われたりもしています。

通常、猫ちゃんが食べる分には毒ではありません。

抗酸化作用があるため、アンチエイジングやがん予防にあえて少量与える場合もあります。

その他用途としては、化粧品・お茶・防虫剤など日用品にも幅広く使われています。

ペパーミント(セイヨウハッカ)

こちらもハーブの一種であるペパーミント(セイヨウハッカ)

ミントと聞くとキャットニップなども有名ですが、実はペパーミントは刺激が強いため健康な猫ちゃんでもあまり良いものではありません。

ローズマリー同様、猫除けに使われたりもしているほど苦手な子が多いようです。

料理やお茶、防虫剤などによく使われています。

ローズマリーやペパーミントがてんかんにダメと言われる理由

なぜこれらがてんかんにダメだと言われているのか・・・?

 

それは、ローズマリーやペパーミントには血液循環を高めすぎたり、神経毒性や神経を刺激する成分が含まれているためです。

てんかん持ちの猫ちゃんやワンちゃんを家族に迎えている方ならなんとなくマズそうだな・・・って分かりますかね?

 

実は人間の場合、香りを嗅いだだけでてんかんを誘発させる人もいるほど危険なんです。

 

アロマテラピーではてんかん・妊婦さん・高血圧の方には絶対に使わないように!とされているそうです。

お料理などにも使われることが多いので、よく使うという方は要注意ですね!

現物にも注意が必要ですが、成分が含まれている商品を扱う際にも注意した方がいいですね。

フードの成分表にある「ローズマリー抽出物」は大丈夫?

実はローズマリーは「ローズマリー抽出物」としてキャットフードに含まれることがとても多いんです。

キャットフードにはフードの酸化を防ぐために酸化防止剤が使われます。

そこで、ローズマリーの抗酸化作用を利用した天然の酸化防止剤としてローズマリー抽出物を使用したフードがあるんです。

たしかに合成酸化防止剤より、植物由来のローズマリー抽出物の方が安全という印象を持ちますよね。

ローズマリー抽出物を含むフードが完全にてんかんに繋がるのか?!と言ったらそこはなんとも言い切れません。

含有量もごくわずかだと思いますし、そこまで気にする必要はないのかもしれません。

ですが、可能性のひとつとして有り得るのかも・・・と思っています。

※あくまで可能性のお話で、個人的な見解です。

じゃぁいったいどんなフードを選べばいいの?!

怖がらせてしまったらすみません。

ただ、可能性の話だとしてもやはり少し避けたいな…というのが正直なところです。

発作がどうしてもおさまらない!という飼い主さんはどうにかしたい!と思うのが普通ですからね…。

 

方法の一つとして、フードを選ぶ際は注意して選んでみましょう。

ローズマリー抽出物の入っていないフードを選んでみよう

フードを選ぶにあたっては単純に”ローズマリー抽出物やペパーミントが入っていないフードを選んでみる”

それだけです。

ローズマリー抽出物は酸化防止剤として入っているので、フードを選ぶ際は他の酸化防止剤使用のもの・または酸化防止剤不使用のものを選んでみましょう。

ただし、酸化防止剤不使用として「ペパーミント」を酸化防止剤代わりにしているフードもありますので注意して下さい。

ローズマリー抽出物以外の一般的な酸化防止剤として以下のものがあります。

  • ミックストコフェロール(ビタミンE)
  • アスコルビン酸(ビタミンC)
  • BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
  • BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
  • クエン酸

フードによっては酸化防止剤として数種類組み合わせて使用しているものもありますので、成分表をよく確認してみましょう。

BHAやBHTは発がん性が疑われていたりしますが、その辺りは人によってかなり曖昧です。

個人的にはミックストコフェロールのみの使用が無難かなと思っています。

キャットフードに入っているペパーミント

ペパーミントには防菌・防腐の効果があるため、酸化防止剤の代わりに入れているフードが意外とあります。

ペパーミント、またはセイヨウハッカという名前で記載されています。

プレミアムフードと呼ばれるものによく入っている印象です。

ペパーミント、ローズマリー抽出物不使用のフードは?

わかる範囲で調べてみましたのでフード選びの参考にしていただければと思います。

ペパーミント・ローズマリー抽出物の入っていないフード
  • オリジンキャットフード
  • アカナ
  • グランツキャットフード
  • ファインペッツ
  • HALO
  • ピュリナワン(下部尿路サーモン以外)

※2021年4月調べ

その他有名フードの成分比較

ペパーミントやローズマリー抽出物にスポットを当てて、有名どころのフードの成分を表にしてみました。

商品名ローズマリー抽出物ペパーミント
ロイヤルカナン
ヒルズ
カナガン
モグニャン
シンプリー
ジャガーキャットフード
ロニーキャットフード
エリザベスキャットフード
ソリッドゴールド
※ローズマリーエキスという記載
ピュリナワン下部尿路サーモン
2021年4月時点での確認です。

こんな感じで意外と使われています。

ロイヤルカナンは酸化防止剤としてBHAを使用していたことで有名ですが、2021年1月より成分変更があり、ミックストコフェロールとローズマリー抽出物が使用されるようになりました。

アロマオイルには要注意!

成分が凝縮されたアロマオイル(精油)はとても危険ですので注意しましょう。

注意

そもそも、アロマオイル(精油)は猫ちゃんにはNGとされています。

健康な猫ちゃんでも毒になることがあるので、アロマオイルの使用は極力避けましょう。

アロマオイルのなかでも特にてんかんに要注意な成分があるのでご紹介します。

 

てんかん要注意アロマオイル
  • ローズマリー
  • ペパーミント
  • フェンネル
  • ヒソップ
  • セージ
  • シダーウッド

これらのケトン類・ラクトン類といわれる部類のアロマオイルは刺激が強いため、人間でもてんかんの方は使用しないで!とされているので覚えておきましょう。

香水や化粧品などに含まれていることが多いので、使用の際は注意しましょう。

まとめ

以上が、てんかんを誘発させる可能性のある成分の紹介でした。

最後に、このお話はあくまで可能性の話であることを念押しさせてください。

どうしても発作をおさえたい!という飼い主さんのための手段の一つとして、覚えておいていただけたらと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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