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猫のてんかん

【猫のてんかん】大丈夫!発作では死なない!発作が起きたら私達がやるべき5つの行動

初めて猫のてんかんを見ると、このまま死んでしまうのではないか…と不安になりますよね。

私も最初はパニックで、まさにそう思いました。

でも大丈夫、発作だけでは命を落とすことはありません!

ですが、私たちの対応次第では命に関わってきてしまうことがあります…。

そんなことにならないためにも!猫のてんかん発作を見たときに私達がすべきことをしっかり頭に入れておきましょう。

実体験をもとに紹介していきます。

てんかんは、発作だけでは死なない!

上記でも記述した通り、通常の発作(※)では命を落とすことはありません。

※通常の発作とは、1分~5分以内に終わる発作。

ですが、重積発作等のレベルになるととても危険ですので注意をして下さい。

やるべきこと①とにかく落ち着け!

何度も何度もしつこいようですが、とにかく落ち着きましょう。

落ち着け落ち着け…と唱えるのもおすすめです。

泣いたり嘆いたりするのは後でこっそりやりましょう。

やるべきこと②即座に猫ちゃんの安全確保!

落ち着いて即座に安全確保です。

即座に!でも、落ち着いて!

なかなか難しいこと言うじゃん!

発作だけでは命を落とすことはありません。

ですが、実は発作の衝撃からの二次的な要因で命を落とす場合が非常に多いんですって。

二次的要因の主な例
  • 発作で階段から落ちてしまう
  • 発作の衝撃で壁に強く頭を打ち付けてしまう
  • 発作の衝撃で物が落ちてきて下敷きになってしまう
  • 発作の勢いで水面に触れて溺れてしまう
  • 発作中に物を詰まらせて窒息してしまう

一度でも発作を見たことがある方はわかるかもしれませんが、全身発作ともなると放っておくとどんどん動いていってしまいます。

発作中は落ち着いて見守ることしかできないと言われていますが、私達のサポートは必要なんです。

 

愛する猫ちゃんの運命は飼い主である私たちにかかっているということです。

気を引きしてめて頑張ろう!

では具体的にどんなことをしたらいいか、説明していきます。

高い場所に居たら要注意!

猫ちゃんって高い場所が好きですが、てんかん猫ちゃんにとっては危険な場所。

高い位置から落ちて頭を強く打ってしまったら大変です。

発作が始まりそうなときはすぐに降ろしてあげましょう。

発作の前兆や、発作が起こる瞬間がわかればすぐに対応ができるかと思います。

ただし、すでに発作が始まってバタバタと暴れている場合はむやみに手を出すとこちらまで危険ですし、猫ちゃんに余計刺激を与えてしまうので注意しましょう。

無理に降ろさず、猫ちゃんが落ちてしまわないようにクッションやブランケットで支えてあげる落ちても危なくないように床にクッションを敷いて準備をしてあげるなどの工夫をしてげるといいですね。

階段付近も注意!

階段付近に居るときに発作が起きてしまったら、とにかく階段から落ちないように猫ちゃんを安全な場所に移動、もしくはガードしましょう。

転げ落ちてしまったらとっても危険です。

常にペットゲートなどで塞いでおくなどの工夫もいいですね◎

身の回りの危険物撤去!

普段から危険なものは撤去しておいた方が無難ですが、突然のことだとそうはいきません。

  • オモチャで遊んでいたら片づける
  • テーブルの上の物を片づける(特にマグカップなど)

オモチャは誤飲や窒息の原因にもなりますのですぐに撤去しましょう。

マグカップなどは落ちて割れると破片が危険ですし、熱い飲み物などは火傷する危険もあります。

普段から綺麗にしておくことが大切ですね!

やるべきこと③猫ちゃんの身を保護!

②の項目が出来ても出来なくても、次は猫ちゃん自身を保護してあげましょう。

おすすめはクッションやブランケットで保護してあげること。

一人で対応する場合はクッション二刀流が個人的におススメです。

猫ちゃんをクッションで挟んで、動きに合わせてガードしてあげるのがポイントです。

↑こんな感じのイメージです

二人がかりでしたら二人ともクッションでもいいですし、もう片方がブランケットでも良いかと思います。

ただし、ブランケット等で覆う際は顔をふさがないように注意してください。

呼吸が出来なくなってしまいます。

素材にも注意が必要です。爪が引っかかって怪我をしてしまう恐れがあります。

走り回る系の発作の時はどうしたらいい?

全身発作で一般的によくあるのが犬の水かきのようなジタバタ系の発作なんですが、突然猛烈に走り回るような発作も珍しくありません。

そういった発作ではなるべく保護できるタイミングで保護してあげるしか方法がありません…。

無理に捕まえようとせず、落ち着いてクッションやブランケットを持ちながらいつでも保護できるように準備をしましょう。

また、走り回る系の発作が多い傾向がある場合は普段から危険なものを無くす生活を送るようにした方がいいかもしれません。

やるべきこと④発作後の手当て

発作が落ち着いても、やるべきことはまだありますよ!

まだまだ気を抜けません!

発作が連続して起きないか見守る

全身発作の場合、発作中は意識はありません。

どんなに苦しそうでも「苦しい」とは思っていません。

発作が終わった後は猫ちゃん本人は「今何があったの??」といった感じです。

ですが、多少の興奮は残っています。

そのまま次の発作に繋がらないか、様子を見守りましょう。

群発発作・重積発作には要注意ですよ。

発作後行動中の様子にも注意

発作後の行動としてよくある例がご飯の爆食い落ち着きがない、などがあります。

その際にフードを慌てて食べてしまい喉を詰まらせないよう気をつけましょう。

フードは撤去しちゃってもいいですね。

そして、発作はかなりの体力を消耗します

発作後は足元がふらつき、ヨロヨロしていることがあります。

高い場所への移動や階段付近では足を踏み外したりとまだまだ危険なことも多いですので、引き続き注意をしてあげでください。

早く普段通り過ごせるようにする

発作後心配すぎて、ソワソワしていると猫ちゃんにもその雰囲気が伝わってしまいます。

なるべく普段通りを装いながらも見守るように努力しましょう。

発作の状況を記録しよう

こんな状況の中で、やることもたくさんで大変なんですが…大事なことなので頑張りましょう!

発作の記録する内容
  • いつ・何処にいるときに・どんな状況だったか
  • 発作の詳しい症状は?(全身発作?部分発作?)
  • 発作がおさまるまでの時間
  • 発作がおさまった後の元に戻るまでの時間・様子
  • 発作直前の猫ちゃんの行動は?
  • 発作の時飼い主さんは何をしていた?
  • その日の天気は?
  • その日のご飯や排泄は通常だったか

猫ちゃんの発作の傾向を分析するのに役立ちます。

発作がおさまるまでの時間はだいたいで大丈夫です。

時には動画撮影もしてみよう

これは記録を残すためです。

部外者
部外者

辛そうなのに、撮影するなんて可哀想よねぇ

なんて外の声は気にしないでください。

百聞は一見に如かずです。

先生に口頭で説明するより一目瞭然です。

我が家はかかりつけ病院以外でMRI検査をでしたのですが、そこの先生に「動画は撮ってませんか?」と聞かれました。

もちろん、無理して撮る必要はありません。

一人で対応している時なんてほぼ無理に等しいですから…。

猫ちゃんの安全第一優先です。

 

やるべきこと⑤かかりつけ医に報告を

発作を初めて見た場合は、必ずかかりつけ医に報告をして指示を仰ぎましょう。

かかりつけ病院の時間外だった場合には、別の場所でもいいので念のため病院の受診をお勧めします。

何度目かの発作で、かかりつけ医も知っている場合や治療が始まっている場合には毎回報告をした方がよいのか先生と相談して決めて下さい。

カロの場合は発作のたびに毎回報告をしていました。

この発作のペースで大丈夫なのかを判断してもらってました。

まとめ

以上、実体験をもとに、私たちがやるべきことを5つご紹介してきました。

まとめ
  • とにかく落ち着く!
  • 即座に猫ちゃんの安全を確保する!
  • 猫ちゃんの身を保護する!
  • 発作後の手当てをする!
  • かかりつけの病院に連絡をする!

是非参考にして頂けたらと思います。

最後まで読んで下さりありがとうございました(*’ω’*)

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