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猫とのくらし

【猫と防災】猫と避難すること・猫のために備えることを考える。

こんにちは、きなこです。

今年であの東日本大震災から10年・・・。

皆さんは、日々の備えはしていますでしょうか?

もし明日、大きな地震が来てしまったら?

私たちはどう対応したらいいのだろうか…。

今回は物の備えではなく、猫との避難について深く考えてみました。

みなさんも一緒に考えてみませんか?

\実際に物を揃えた編/

我が家の概要
  • 海沿いではない(川沿いではある)
  • 新築戸建て一軒家居住(築1年)
  • 地盤はちょい緩め?の揺れやすい地域
  • 液状化の心配無し
  • 土砂災害の可能性なし

地盤などはこのサイトで調べました↓

市町村のペットの避難について確認

 

住む地域によって、ペットの避難の際の注意点が変わってくるかと思います。

私たちが住む市では

ペットは災害時、同行避難することになりますが、避難所では居住スペースへの立ち入りは禁止となっており、避難所のグラウンドなどにペットのスペースを設け、飼い主による飼育が原則です。

災害発生時、ペットが安全な避難や避難所生活を送るためには、普段からキャリーバッグなどに入れる練習や、飼い主の言うことを聞くようにしつけを行っておくことが大切です。

また、避難生活で必要なペットフードなどの備蓄品も飼い主が日ごろから用意しておきましょう。

市のホームページより抜粋

こう書かれていました。

是非皆さんもお住いの市町村に確認してみて下さい。

ホームページに記載がされているかと思います。

もし災害にあったら猫たちはどうする?

市のペットの避難についての記載を理解したうえで、私たちは災害にあった場合どうするか?

悩みますが、私たちは常に一緒にいる。を選択します。

どのくらいの災害にもよるかと思いますが、家が崩壊して住めない状態でない限り避難所での生活は選ばないように思います。

私たちの住む市のペットの避難方法として”避難所のグラウンドなどにペットのスペースを設け”とありましたが、これは自治体によって対応が異なるようです。

↑こちらの記事を読んでいただくと分かるように、2016年の熊本地震では屋外でのケージ避難はまだ恵まれた方で、ペットを断られることも多かったとか。

 

アレルギーの問題もありますし、みんなが動物好きとは限らないですからね。

難しい問題ですね…。

 

実際に本当にスペースを設けてもらえたとしても、やはり屋外が基本なのかな…という不安もあります。

また真夏の暑い時期の屋外避難などでは熱中症になってしまう恐れもあります。

自治体によっては教室一室をペット用にしたり、ペット同伴の人と部屋を分けてもらったりと様々な工夫があるようですが、実際にそういった取り組みをされているところはまだ少ないように思います。

在宅避難・車内避難という選択

やはり私達はどうにか家に留まるか、もしどうしても家に住めない状況になってしまったらおそらく車内での生活を選ぶかな…と思います。

私達自身、大きな地震を身をもって経験していないのでどうしても想定の話になってしまい考えが甘いのかもしれません。

ただ、神経質でてんかんという持病を持っているカロを、知らない猫ちゃん達と一緒にしておくのは正直厳しいのかなぁと思っています。

離れ離れになるなんて気が気じゃないです。

その他の選択

在宅避難や車内避難の他にも様々な避難の選択肢があります。

  • 飼い主と猫ともに避難所生活
  • 飼い主は避難所へ、猫は在宅避難
  • 飼主と猫ともにテントで避難生活
  • 猫を知人や動物病院等に預ける

家の状態にもよりますし、猫ちゃんの性格や多頭飼いをされていたら匹数にもよるかと思います。

いざという時に慌てないためにも、家族で様々なパターンを想定しながら話し合って決めておきましょう。

日ごろから私たちが出来ること

物の備えとは別に、日ごろ私たちが出来ることは何か?考えてみました。

地震の際、すぐに猫達の安全確保をする訓練をする

これがなかなか難しいのですが…。

我が家では二人揃って在宅してるときに地震が発生したら、すぐに猫達を抱きかかえて安全を確保するようにしています。

抱きかかえたままユサユサ揺らして「この揺れは飼い主が揺らしているんだ」と錯覚させて安心させるためです。

そして、もしそのまま大きな地震に繋がってしまったらそのままキャリーバッグに入れます。

カロは比較的ジッとしてくれる(驚いて動かない)のですが、ルチが臆病すぎてちょっとした物音でビックリして物陰に隠れてしまいます。

実際、震度4程度の地震でも抱っこしようにも怯えて尻尾を太くしながら奥の方に隠れてしまって確保できない事態が何度かありました。

これは訓練というか慣れしかないのかなぁと思いますが、今後もこの手法は続けていき、いざという時に備えていきたいと思います。

洗濯ネットを用意しておく

Instagramでフォロワーさんに、すぐ手に取れるところに洗濯ネットを用意しておくという案をいただきました。

地震が発生したら逃げ出してしまいそうな子はすぐにネットに入れてあげるんだとか。

そうすると、その後の行動がしやすくなりますよね!

まずは洗濯ネットに慣らすことから始めようかと思います。

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キャリーバッグに慣らしておく

こちらは避難する際に必ず使用するものです。

私達も大きな地震があったら一旦は猫達をキャリーバッグに入れて様子を見ますし、移動の際には必須になります。

そして、万が一避難所での生活になった場合は調べた限りでは猫ちゃんは殆どがキャリーバッグか小さいケージでの生活が主になってきそうです。

その際に大きくストレスにならないように、普段から慣らしておきましょう。

 

ただ、キャリーバッグ=病院と思って嫌がる子は少なくないような…。

うちのルチもかなり嫌がります。

 

そういった場合は、ベッドにもなるキャリーバッグを別に用意しておくといいみたいです。

普段から部屋に置いておき、ベッドとして使ってもらっていざというときはキャリーバッグに!という使い方をしている人もいるようです。

ケージに慣らしておく

避難所での生活をすることになった場合、キャリーバッグかケージで生活することになりますので、ケージにも少しは慣らしておく必要があります。

ケージで食事をとるようにしたり、ケージ内にベッドを置いたりし、ケージは安全な場所と思って貰えるように努力しなくてはなりません。

カロは比較的慣れているけど、ルチは閉め切って一人にされると大騒ぎするんです。

一日少しの時間でも、おもちゃなどを使ってケージに入ることへの抵抗を無くすことから始めてもいいかもしれません。

ネットで調べた限りだと、ケージでの生活の場合は飼い主側のケージの持ち込みが基本のようでした。

持ち運びができるポータブルケージなど、用意して慣らしておくといいですね。

↑我が家で準備しているポータブルケージです。
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ハーネス・リードに慣らしておく

ハーネスやリードと聞くとワンちゃんのイメージが強いですが、避難の際に猫ちゃんにもリードを付けるようにお願いされる場合もあるようです。

リードを付けるとなるとハーネスも必要になってきます。

ワンちゃんのように首輪にリードを付ける場合、猫ちゃんだと負荷が加わると外れるようになっている首輪をしていることが多いので外れてしまいますので首輪には注意してください。

そして首輪ですやはり危険がありますので、ハーネスを装着することに慣らしておきましょう。

普段から慣らして散歩をしろとまでは言いませんが、付けて少しは歩くことが出来るくらいにはしておいた方が良さそうです。

ハーネスは慣れですよね。

ルチはガッチリ覆うベストタイプがどうしてもダメで紐の細いタイプだったら大丈夫だったので色々試してみてもいいかも。

※ハーネスは本来はベストタイプが推奨されています。

↑推奨されているベストタイプのハーネス
↑紐の細いタイプのハーネス

首輪(名札つき)を日ごろからつける

地震はいつ起こるかわかりません。

突然の地震でビックリして猫ちゃんが家から逃げてしまったら・・・

日ごろから首輪をつけておくようにした方が安心ですね。

 

首輪を嫌がる子は、ゴムタイプの首飾りから慣らしていくのも一つの方法です。

名札は垂れ下がるものだと食事の時に器に当たって気になってしまう子もいるので、アイロンワッペンタイプの首輪に直接貼り付ける名札がおすすめです。

色褪せない印字をしてくれるお名前ワッペンです

マイクロチップの装着

環境省も防災のためにマイクロチップの装着を推奨しています。

2022年にはペットショップやブリーダーなどを対象にしたマイクロチップ装着の義務化が始まるそうです。

やはり、何かあった時には安心なのかなとは思うのですが…。

 

カロの場合、てんかんという脳に関係している病気なので少し抵抗があって装着を辞めたんです。

安全性は高いようなので、念のため入れておくのは良いことだとは思います!

こちらのサイトに詳しく書かれていました↓

ワクチン接種・避妊、去勢手術を済ませておく

毎年のワクチン接種に関しては、「完全室内猫なら必要はない」という意見も聞きます。

これはもう、飼い主さんと信頼できる獣医師さんのもとで決めて頂くことかと思います。

個人的にはこういった緊急時に他の猫ちゃんとの生活を要することになった場合に、ワクチン接種を受けていないと心配だなと思うので毎年のワクチン接種は必要かなぁと思ってしまいます。

 

あと、飼い主が外で別の猫ちゃんと接することもゼロとは言い切れません。

難しい問題ではありますね。どちらの意見もわかるので。。

避妊・去勢手術も人それぞれ意見があるかと思いますので、よく考えて決めていきましょう。

家族以外の人に慣らしておく

これはとても難しいです。

性格によっては見知らぬ人を全く受け付けない子もいますし、誰にでもゴロゴロと喉を鳴らしてすり寄っていける子もいます。

訓練なんて重いものでなく、たまに猫好きの知人に合わせてみるとかそういった程度で個人的にはいいかと思います。

もしそれが厳しいようであれば、テレビをつけて人の声に慣らさせるところから始めても◎

でも無理は禁物!

慣らそう慣らそうと頑張ってストレスになってしまったら元も子もないもんね。

家具の転倒を防ぐ

これはペットが居る居ないに関わらずの防災の基本ですね。

大きな家具のタンスや食器棚等の転倒は命に関わりますので転倒防止の器具などを使って予防しましょう。

我が家はガムロックを使用しています。

キャットタワーはできれば突っ張りタイプの方が安心ですね。

据え置きタイプで根元の基盤が小さいとぐらつきやすいので、購入する際はそこも確認してみて下さい。

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最後に

以上が私が考える「猫たちのために備えること」です。

日ごろから万が一のために備えることが大切ですね。

他にもまだまだ出来ることがあると思います。

もし何かございましたらコメント等頂けると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^*)

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